初恋の悪魔、ゆるきゃん△、All or Nothing: Arsenal
今年観たシリーズものの映像作品(?)、アニメとかドラマ、この3つでした。全部めちゃくちゃ面白かった。
初恋の悪魔、めちゃくちゃ面白かった。林遣都が最高。DodaのCMに出てるのでよく見るけど、よくこんなサイコ野郎を転職サービスのCMに起用したよなとみるたびに思う。死刑へいたる病の阿部サダヲとか、悪人のリリー・フランキー、冷たい熱帯魚のでんでんとか、演じた役柄と演技の凄みによってそれをみた僕らの頭の中で俳優本人のイメージが変に固着化してしまうみたいのあると思うが、ここに挙げた3つの事例に比べると良いイメージというか、サイコ野郎ではなくてサイコ良いやつ、林遣都。 Q:今回の役柄について。
林:とても個性の強い役で、あて書きと伺ったので、「坂元さん、僕のこと、どう思っているんだろう」と思いました(笑)。1年前くらいに朗読劇で初めて坂元さんの作品に関わらせていただいたのですが、普段、心に隠している部分、出さないようにしている部分、そういう僕の本質や、いろんなことを坂元さんには見抜かれているんだなって思いました(笑)。
あてがき、面白い。カラオケのシーン、YUIのチェリーのサビ、「このサビをスルーできる人間など存在しない」と言ってマイクを取って熱唱するシーン、良かった。
ゆるきゃん△、めちゃくちゃ面白かった。シーズン1と2、映画も観た。最高すぎる。よくあるなでしこ的なキャラクター、俺はひねくれているので、「親切、優しさの押し売りうぜーーー」と思いがちだったと記憶しているが、なでしこは素直に「なんていい人なんだ...」て思う。親切とかじゃなくてただ自分がひたむきなだけみたいなところが良い...もちろん、リンちゃんが最高。どんな精神の成熟の仕方してんだ...1回グルキャン行ったあとの、なでしこに言うリンちゃんのセリフ、「グルキャンはグルキャンで楽しいけど、ソロとは別物の楽しさ。なんていうか、ソロキャンは"寂しさ”を楽しむようなものなんだ。」っていうセリフ、忘れられん!!なに、「"寂しさ"を楽しむ」って?われ、楽しめたこと、なし(36歳)。映画もめちゃくちゃ最高だった。映画、アニメともに妙なリアリティがある。めちゃくちゃ金持ちとかいないし、バイトして金貯めて、買えるもの買ってキャンプに行く。そりゃ恋愛とかあるだろうし、誰かの悪口みたいなこと言ったりするだろうけど、カメラには写っていないだけ、みたいな。良い人しかいない世界の感じが出てるしなでしこやリンちゃんはファンタジーのキャラクターという気がするけど、映画を観るとそうでもないというか(特にリンちゃん)。 All or Nothing: Arsenal、めちゃくちゃ面白かった。アーセナルの2021-2022シーズンに密着したドキュメンタリー、こんなんアーセナル好きになるでしょう。サカもジャカもティアニーもみんな好きになったし、アーセナルの試合をたまに観るようになった。俺は特にサカ推しになったのでワールドカップはイングランドを応援している、優勝してほしい。アルテタはもちろんだけど、エドゥも最高ですね。オーバメヤンをバルサに売却するときのハラハラした感じ、目が離せない。こういう舞台裏を写したドキュメンタリー、大好き。6月の勝利の歌を忘れないとか。映画のメイキングとか。ぜひJリーグもやってほしい。てか6月の勝利の歌を忘れない、Amazon Primeとかとにかくどこかで配信してほしい。今配信しないでいつするの。と思って調べたら、今回のワールドカップの日本代表を撮り続けたカメラの映像、映画化を検討中とのこと。そっちもだけど、6月の~~もぜひよろしくお願いします。 最近はエルピスが僕のTLを賑わせているように感じて、気になっています。